このブログを読んでくれた方の中には、仕事がつまらないと思っている人がいると思います。
そこで仕事を楽しくしたいと思っている人も多いのではないでしょうか?
学生生活を終え、就職してから40年近く仕事をするわけですから、楽しく仕事をしたいですよね。
仕事がつまらないと感じていると精神的に疲労しますし、仕事で成果も出せません。
しかし、会社では組織の論理が働きますので、自分から変わるしかないのです。
仕事がつまらないから転職すると考える人もいると思いますが、ちょっと待ってください!
転職先で仕事が楽しいという保証はあるのでしょうか?
私がおススメする仕事を楽しくする方法は、裁量の中で仕事ができるスキルを身に着けるということです!!
今日は実体験も踏まえ、仕事が楽しくし、充実した社会人ライフを送る方法について考えてみます。
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仕事がつまらないのはなぜ?
プロフィールにも書いてありますが、私は仕事がつまらなくて、「どうにかしたい」と毎日感じていた時期があります。
現在では仕事が楽しく、脱サラして副業を本業にできないという、うれしい悩みがあるぐらいです(^^;)。
この変化は何によってもたらされたのでしょうか。前職と現職を比較してみると
- 給与低⇒給与高
- 人間関係が悪い⇒人間関係が良い
- スピードが遅い⇒スピードが速い
- 裁量が小さい⇒裁量が大きい
という違いがあることに気がつきました。
ではこの4つのうちどれが仕事がつまらないと感じた理由の本質でしょうか。もし現在の職場が、一つだけ前職と同じだった場合私はどう感じていたかを考えてみます。
候補①:給与が高い
私は、このブログのタイトルどおり、年収280万円アップとなるオファーをもらい現在の会社に転職しました。
仮に今の仕事で、年収が前職と同じだったら・・・・。
業務担当量が現職の方がはるかに多いので、前職と給与が同じでは「やってられない」という気分になったっと思います。
しかし給与が現職と同じで、仕事が前職と同じ場合でも、やはり転職したような気がします。
「給与が前職で仕事が現職」と比べると、確かに生活が豊かになるので、幸福度合いは上がるでしょう。
しかしそれでも私は、「仕事は楽しい」と感じながらて日々生活していたのだと思います。
結局、給与は会社の従業員に対する評価です。給与の額は、会社に対する忠誠に影響するけど、仕事の楽しさに影響はしないのではないでしょうか。
候補②:人間関係が良い
前職は他人の陰口を言うような人がいる会社ではなく、ギスギスした雰囲気のない所でした。
だけれど新卒入社の総合職が幅を利かせる、いかにも「日系企業」と言うような社風なところで、中途採用の非正規雇用だった私は、それだけで不遇な扱いを受けました。
私はまるで、見えないガラスの檻に入れられたような気分を感じており、手を伸ばせない窮屈な感覚を感じていました。
当然、同僚に親近感を持つこともなく、会社への帰属意識もなかったです。
現職は外資系企業で、中途採用で入社した人がほとんどの会社です。
また外資系らしく、仕事ができるのであれば身分とか関係ない社風です。入社歴や身分に関係なく、積極的になることを許容してくれる会社です。
私は今の会社で働けて幸せですし、ずっと働いてもいいとすら思っています。
次に人間関係が前職で、その他の要素が現職の場合、私はどう感じたかを考えてみます。私は仕事は楽しいと感じることができたでしょうか。
実はこのケースを、10分ぐらいイメージしようとしてみたのですが、想定ができませんでした。
前職での人間関係が良好でなかったのは、見えないガラスの檻に入れられたと感じていたから。
人間は、そういう風に自由を制約する人に好意を持ちませんし、仕事は楽しくありません。
つまり見えないガラスの檻に入れられ、仕事に裁量がなかったから前職では良好な人間関係が築けず、仕事が楽しくなかったのです。
つまりこれは、あとで述べる仕事の裁量と、表裏一体なのです。
候補③:スピードが速い
私は司法試験の勉強をし、法律をかじったという事もあり、人事部のポジションで労務担当兼派遣担当と言うような立場でした。
でも新卒総合職の力が強い会社でしたので、担当業務の専門性がほとんどありませんでした。何度もマネージャーと交渉しましたが変わらなかったです。
また稟議などに紙を使い、IT化されておらず、業務のスピードが当然に遅い会社でした。
何よりも私は「変えたい、システムを自分で調べてまとめる」と言ったにもかかわらず、黙殺されました。
一方、今の会社はスキルのある人を一本釣りのように、転職エージェントを利用して採用するところです。
担当業務の専門性があるので話が早く、また会社としてもスピードを非常に重視しており、そのための改善は誰でも提案できるという社風です。
またここで、スピードが前職、その他の業務が現職というシチュエーションを考えてみます。
これは想像できました。ただし今の会社は、ビジネスのスピードを重視する会社なので、私が提案し、その内容が合理的であれば、きっと提案を受け入れてくれると考えます。
つまり前職はスピードが遅いから好きではない、というのは厳密には違う気がします。
むしろ先ほど書いた見えないガラスの檻に入れられたせいで、変えたくても変えられない。
その結果、自分のリズムよりもはるかに遅いスピードの突き合わされたことが原因で、仕事が楽しくないと感じながら毎日、働いていたと言えます。
すなわち、これも「裁量」に関係しているのです。
候補④:裁量がある
ここまで述べてきてわかる通り、前職で仕事が楽しくないと感じた、最大の理由は自分に裁量がなかったからです。
確かに初めて社会人になって就職した会社ですので、当初から裁量を与えられては、仕事ができなかったでしょう。
しかし裁量を与えても仕事ができるようになったら、与えるべきだったはずです。
それを前職はしなかった故に、私は、仕事が楽しくなかったのです。
結論:仕事が楽しいと感じる時は?
これは私個人の例ですが、仕事が楽しいと感じる時は、仕事に裁量がある時です。
やはり週5日、ほぼ日中、仕事をする以上、ある程度の裁量、自由がないと楽しく思えないというのは、誰にでも当てはまるのではないでしょうか。
もちろん裁量があっても、過労死レベルの長時間労働になっていたり、生活できないレベルの給与だったりすれば別ですが、裁量があればあるほど、仕事の充実感が上がるというのは事実だと思います。
TVゲームシリーズのドラゴンクエストは、新作がでれば必ず大ヒットしますが、特に人気が高いのは、ドラゴンクエスト3と5だそうです。
3は初めて職業を自由に選べるシステムが導入され、また、メンバーを柔軟に編成できました。また5は主人公が結婚相手を決めることができます。

もしドラクエ3がメンバー固定制だったら・・・・・

ドラクエ5で主人公が結婚するのはビアンカと決まっていたら・・・・・。
仕事もこれと同じではないでしょうか。
なおスタエフでも同様の内容を発信していますので、こちらもご確認ください。
裁量の中で行動ができるスキルが必要
もっとも仕事を楽しくするためには、裁量の中で仕事ができるようにならなければならないのは事実ではないです。そしてそのためには、自分のスキルを上げる必要があります。
ではそのためにはどうしたらよいか?
参考までに私が試してみてよかったと思う方法を教えます。
私が裁量の中で仕事ができるようになったのは、ビジネスの本質を教える加藤将太さんの次世代起業家育成セミナーを受講したからです。
つまり経営者になるための勉強をしたら、おのずと裁量の中で仕事ができるようになったのです。
考えてみてください。この世の中で裁量がもっとも大きな社会人は経営者です。
経営者とは、売上目標を設定し、リソースをどう配分し、目標を達成することができるかを考える人間です。
つまり、売上目標を設定する裁量、リソース配分をする裁量の中で、目標というゴールを立てて行動をすることが求められているのです(次世代起業家育成セミナーでは、このような思考方法を「逆説思考」と表現しています)。
結局私は、次世代起業家育成セミナーで逆説思考を学び、マネージャーからそれができるという評価をもらえたため、やりがいのあるを手に入れたのです。
どうでしたか?ぜひ、皆さんも仕事のやりがいを手に入れるために、次世代起業家育成セミナーで逆説思考のスキルを手に入れてください。

こんにちは、キャリア・マキシマイザーのささきこうじ(@kojisasaki2020)です。ビジネスの勉強をしたところ、副業月商147万円、転職して年収280万円アップになりました。詳しくはこちら。