仕入商品を探していると、たまにAmazonカート価格よりもかなり安く仕入れることができる商品を見つけたりします。
Amazon手数料を差し引いても粗利率4割近くなることが判明!!しかも多数仕入れることができる。
この場合、資金が許す限り仕入れるべきなのでしょうか?
実は初心者ほど、そのような仕入をしてはいけないのです。なぜならAmazonの販売価格は、常に一定ではなく、値崩れした場合、資金ショートの可能性が高まるからです。
「この商品だけをひたすら仕入れていけば、月商100万円も達成できる」と、つい思ってしまういますが、ビジネスはそこまで甘くはありません。
以下詳しく説明します。読めば資金ショートのリスクが減って、安定的に売上を伸ばせること間違いなしです!!
Q1. 安く仕入れる商品は売れば売るほど利益が大きくなるので、資金が許す限り仕入れるべき。〇か×か?
Q2. Amazon販売価格は、いつの時点もほとんど変わらないことが多い。〇か×か?
Q3. ある商品を仕入れる前に、その商品の( )と( )の関係を調ベル必要がある。
Contents
ビジネスとは安く仕入れて高く売ること
安く買って高く売ることはビジネスの基本です。ですので必要な商品を安く仕入れることができるのであれば、積極的に仕入れるべきなのです。
しかし重要なことがあります。
それはモノ(財)の価格は、需要と供給の関係から決まるという事です。
価格は需要と供給の関係から決まる
2020年4月ごろ、新型コロナウィルス流行に伴い、全国的にマスクが品薄になりました。
その結果、Amazonやメルカリでマスクの価格が高騰し、社会問題になりました。
なぜこうなったのでしょうか?
それは欲しい人の数(=需要)に比べて、販売数(=供給)が少なかったからです。
しかし5月ごろになると、マスクの供給が安定したことから、マスク50枚で1000円未満で販売する店も出てくるようになりました。
今度は欲しい人の数(=需要)にくらべて、販売数(=供給)が多くなったのです。
価格が決まるメカニズムを理解していただけたでしょうか?
つまりAmazon販売価格は、需要と供給のバランスの上に、一時的に成り立っているということです。

やはりビジネスである以上、単純には稼げないということなのですね。
安い商品はやがて「もっと」安くなる
安い商品をあなたが見つけたとして、仕入れることにしたとします。
しかし他の人も、その商品を見つけた場合、同じように考えて仕入を始めます。
つまり他の人も出品を始めるので、販売数(=供給)が大きくなることを意味します。
その結果、需要と供給のバランスが崩れ、価格は下がることになります。
つまり最初はAmazonカート価格がさがり、やがて販売しても利益にならなくなったり、赤字になるという事になりうるのです。
仕入れる際には需要と供給を調べる癖を身に付けよう
以上のように需要と供給のバランスを考えないで仕入れてしまうと、値崩れに巻き込まれ、最悪、資金ショートを起こしてしまいます。
月に何個売れているか、ライバル(出品者)の数はいくつかを、つまり需要と供給を総合的に判断した上で仕入れる必要があるのです。
「安い商品に飛びつくのは危険」である理由が理解いただけたでしょうか?
副業ビジネスを始めたばかりの時や、また日々の仕事で忙しいと、短期間で利益を出したくなってしまうものです。
しかしその焦りが結局、自分の利益を少なくしていき、やがては資金ショートになってしまう、なんてことになりかねません。
どんなに早く利益を出したいと焦っていても、価格推移や販売データをツールで調べるというひと手間は絶対に必要です!
忘れないでください。
モノレートは閉鎖になりますが、下記の記事で紹介したツールを必ず使うようにしてください。
現在のAmazonでの販売数(=供給)の確認の仕方

ちょっとアナログな方法ですが、これしか方法がないので、以下の文章を読んで覚えてくださいね!
いままで需要の分析方法については、ブログ記事で紹介してきましたが、供給については説明をしていませんでした。
そこで以下、アナログ的ですが、私が確認した方法をお伝えします。でも2020年6月現在、一発で確認できるアプリケーションなどはなく、今からお伝えする方法しかないそうです。
商品ページから各出品者の販売個数を地道にカウントする
はい。各出品者一人づつ確認していきましょう(笑)。
まず商品カタログページに行きます。

そうすると下記のような画面になります。

「プライム」マークが出ている出品者の右横にある「カートに入れる」ボタンをクリックしてください。


上記プロセスを1出品者ごとに行えば現在Amazonで販売されている商品の個数が分かります。
なお「プライム」マークがある出品者のみで結構です。
「プライム」マークがある出品者は、Amazon倉庫に商品を保管している出品者のことを示すのですが、Amazonカート価格は、「プライム」マークのある出品者の中での最安値となるからです。
回転率分析もお忘れなく
需要と供給を分析し、安かった商品を仕入れた後は、必ず回転率を意識するようにしてください。継続してビジネスを続けていくには、資金ショートを防ぐ必要があります。
そのためには回転率というコンセプトを理解し、分析することが大切です。
私は、副業とキャリアアップ転職で実績を出すきっかけになった無料動画で、初めて回転率というコンセプトを知りました。
このおかげで、20万程度だった資金を増やしていき、4か月で月商147万円、粗利40万円程度になりました。
需要と供給を意識して、安い商品を最大数仕入れよう!!
需要と供給のデータが取れたら、おおよその仕入れるべき数が分かるはずです。
仕入可能数が分かったら、あとは資金が許す限り仕入れてください。そうすればあなたの利益はうなぎのぼりになります。

安く仕入れて高く売るにしても、今まで書いた準備をしっかりやってください!!
もっとも安く仕入れられる商品が見つかった場合、他の出品者もその商品を見つけた場合、同様に仕入れてAmazonで販売します。
ですのでAmazon倉庫納品後も、定期的にAmazonでの販売数(=供給数)を調べるようにしてください。
そしてもし値崩れが始まってしまった場合は、回転率によっては、大胆に値下げをすることを考えてください。
時期に値段が戻るだろうと思っていると、どんどん値崩れが起きて、売れても赤字になってしまいます。
資金ショートさえしなければ、あなたは新たな商品を仕入れて、販売して利益を出すことができます。
それに比べれば、少々の利益減少なんて小さな問題。
このように考えられるようになってください。

こんにちは、キャリア・マキシマイザーのささきこうじ(@kojisasaki2020)です。ビジネスの勉強をしたところ、副業月商147万円、転職して年収280万円アップになりました。詳しくはこちら。